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この人にインタビュー

Vol. 14

三宅久之さん
Vol.14:三宅久之さん

5年前、舞台「友情」に出演したことが骨髄バンクとかかわるきっかけになった政治評論家の三宅久之さん。たった一回だけの出演でしたが、舞台に関わっている人たちや骨髄バンクのボランティアさんの熱意に感銘を受けたそう。そんな三宅さんが、あらたに骨髄バンクへの支援を表明!人気クイズ番組であることを宣言してくれたんです!

骨髄バンクと私のかかわりは、 5年前の「友情」という舞台作品に出演したことがきっかけです。舞台のプロデューサーである中ざき氏と共通の知人を介して知り合いまして。酒の肴にと学生時代芝居をやっていた話をしたのですが、氏から主人公の主治医の役で出演しませんかといわれて。どうせお愛想だろうとタカをくくっていたら、翌日台本が送られてきたんです。これは大変なことになったなあと思ったんですが、豚もおだてりゃ何とやらで(笑)。結局出演することになりました。

「友情」は本当に素晴らしい作品でね。ヒロインの少女は白血病で、彼女に想いを寄せる少年は在日であることに悩んでいるという結構シビアな設定に加えて、最後には悲しい結末を迎えてしまうわけだけれども、不思議と湿っぽさはなくて、むしろ清々しい気持ちにさえなる。それはやはりヒロインが現実から目をそむけることなく懸命に生きる姿と、彼女を救おうとするクラスメートの純粋さに救われているからだと思います。また、子供たち全員が本当に坊主頭になって演じるという真剣さによるところも大きいでしょうね。ここまで演るのか、というパワーに思わず引き込まれるんですよ。

世の中にはつまらん舞台も本当にたくさんあって、私も嫌々行かされたりするんですが(笑)、こういう作品こそ人に見てもらう価値がある、と思います。

「友情」はたった一回だけの出演でしたが、出演者から裏方さん、骨髄バンクボランティアの皆さんまで、関わっている人たちの熱意には敬服しました。クイズ番組の獲得賞金を寄付させていただくことにしたのも、骨髄バンクの意義に賛同したこともありますが、何といってもこの事業を側面から支える人たちのご活動に共感したからこそ。

まっとうな活動をしているところがほとんどだとは思いますけれど、最近は使途が不明な怪しげな募金活動やNPOなんかも増えているでしょう。骨髄バンクには何の見返りも求めず、あれだけ熱心な方々が多数関わっておられるのだから、いい加減な使い方などできようはずがない。寄付は骨髄バンクが患者さんのためになることを考えて、有意義に使ってくれたらと思います。

プロフィール

みやけ ひさゆき / 政治評論家
早大を卒業後、毎日新聞社に入社。政治部記者としてスタートし、その後政治部副部長、特別報道部長などを歴任。退社して政治評論家となる。政界の裏表を知り尽くした政治評論、歯に衣着せぬ社会時評でお茶の間のファンも多い。現在は「たけしのTVタックル」(テレビ朝日系)などの討論バラエティー番組にレギュラー出演。著書に「三宅久之のやじうま政治学--政治ジャーナリスト四十余年の臨床診断」「宰相を争う男たち」「闘争--渡邉恒雄の経営術」がある。
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