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この人にインタビュー

Vol. 27

山本雅也さん
Vol.27:山本雅也さん

"友のチカラ"をテーマに歌手として活動されている山本雅也さんが、「ひとは誰かに支えられ誰かを支えているーだからひとはひとりじゃないんだ」という想いで唄う『ひとーつながるーひと』という曲は、骨髄バンクのドナーと患者さんのつながりに共通したものがあります。山本雅也さんは日本骨髄バンクが応援している舞台「友情~秋桜のバラード~」のテーマ曲「Power Of Friends」も歌っています。

「骨髄バンク」という言葉は知っていましたが、白血病の患者さんを救うための事業を行っていると知ったのは実は最近のことなんです。学生時代から空手をやっていたので、尊敬するK-1のアンディ・フグさんが白血病で亡くなったこともあり、骨髄バンクへ関心がありました。

1年前、年に日本赤十字社がおこなっていた青森県の献血のイベントに参加しました。今までボランティア活動を身近に見たことがなかったので、「顔も知らない、声も聞いたことのない人が支えあっていることは素晴らしいことだな」と感じたんです。そしてこの人支えあうということが、自分のテーマの「友のチカラ」の延長線上にあると思ったんです。それって骨髄バンクにも通じることですよね。そして『ひと ― つながる ― ひと』という曲を書き上げました。さらに日本骨髄バンクが応援している、白血病の少女とクラスメイトの感動的なストーリである舞台「友情~秋桜のバラード~」※のテーマ曲にも僕の曲「Power Of Friends」を選んでいただいたのがきっかけです。これから、音楽を通じて「ひと」と「ひと」の絆をつないで行きたいと思います。

今から14年位前になりますが、地元の高校で空手部に所属し、空手推薦で東京の大学に進学しました。大学1年生の夏休みに帰省し、仲良かった1歳年下の後輩H君に会った時、「自分も東京行って先輩のように夢を目指したいです。プロボクサーになって世界チャンピオンになることが夢なんです。」と語ってくれました。

自分は、歌うことが子供の時から大好きで、歌手になることが夢でしたが、ずっと人に言えずにきたんです。彼の夢の話を聞いた時に、素直に自分の気持ちを出すことができました。「じゃあ、俺もプロの歌手を目指す」とお互いに夢を叶える約束をしました。  翌年、彼も上京し、二人で夢を追いかける生活が始まりました。でもなかなか上手くいかないことも多くて・・・。路上ライブをやった時期もありましたが、お客さんも来ない上、警察に止められてしまったり・・・。自暴自棄になり、夢を追いかけることに疲れて音楽を途中で辞めていた時期もありました。

そんな中、彼はプロボクサーのライセンスも取り、新人王の決勝戦までいったんです。「先輩、応援に来て下さい!」と誘われましたが、音楽活動を全くしていない自分が情けなく、仲間と会うのも恥ずかしかったので隠れて観に行きました。その試合で彼は最終ラウンドで目を切ってしまい負けてしまいましたが、試合後の笑顔を見て「もう悔いはないんだな」と思い、こっそりと家に帰りました。会場を出るとすぐに、彼から電話がかかってきて「今から先輩の家に行ってもいいですか」と。 彼は、「本当に悔しいです!これからも頑張るんで、応援よろしくお願いします」と泣きながら握手を求めてきました。その言葉を聞き、「今まで自分は何をやってきたんだ・・・。明日から音楽に関わる仕事を始めよう」と立ち直れました。

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笑顔が素敵な好青年です

プロフィール

山本雅也(やまもと・まさや)
青森県三沢市出身。大学在籍時に主将として17年ぶりの優勝へと導く。 卒業後、夢であった音楽のプロを志し、シンガーソングライターとして今まで胸にあった「仲間」・「友情」への想いを唄っている。2012年10月24日に全国デビュー。
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