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提供者さんインタビュー

Vol. 17

竹村肇さん
Vol.17:竹村肇さん

奥さんは10年以上前にドナー登録し、「あなたもしてみたら」と言われ続けていたものの、仕事が忙しく登録がのびのびだった竹村さん。実はJMDPの職員です。入職を機に「登録しなきゃ」と思い立ったのが吉日で、奥さんより先に登録後1年半で提供しました 。

きっかけをもう少し詳しく聞かせてください。

16歳になる長女が急性リンパ性白血病だったんです。化学療法で治りましたけれど、そういうこともあって我が家では骨髄バンク登録については、いわば当たり前のことでした。いずれは私も登録しなきゃという気持ちありましたが、新たな職場が背中を押したようなものですね。それまでは、登録の手続きが面倒で仕方なかったんです。ちょっと腰が上がらなかったですね。転職の機会があったので、ある程度、時間に余裕ができたからという面もありました。

実際に適合通知が来たときはどう思いましたか?

財団からの封書が自宅に届いたとき、家にいた妻から「バンクから封筒が届いてるけど、選ばれたんじゃないの?開けていいかしら」って電話が、職場にあったんですが、「へえ、そうなんだ。当たるものなんだ」って印象でしたね。

コーディネートはスムーズに進みましたか?

いえいえ。確認検査まではスムーズに進んだんですが、そのあと患者さんの都合でコーディネートは 3カ月の保留となり、それが解けたら今度は「選定保留になりました」という連絡があったんです。1番目に適合しているドナー候補者の術前検査が終わるまでのバックアップ状態ですよね。でも、最終同意からは早かったですよ。提供は、最終同意からそう時間がたっていないころですから。

提供が決まってから、特に気をつけたことはありますか?

駅まで自転車通勤なんですが、それまでは赤信号もけっこう無視してました。でも、ドナーに決まってからは、赤信号は守るしプラットホームの端は歩かないし、先頭車両には乗らないようにしましたね。夏場でしたから、健康面ではクーラーをかけすぎないように注意しました。

入院までに大変だったことは?

採取前の術前検査が、確認検査と違ってずいぶん大変なんですよ。呼吸器や心電図検査なんかもあったりで「こんなにも...」という思いでしたね。でも、この検査が患者さんや私の健康を第一に考えているんだなぁと実感しました。それと採取病院が意外と遠いところで大変でした。

採取のときは緊張しましたか?

入院前から、だんだん緊張するんですよ。病室に泊まるという経験がありませんでしたし、手術室にいる自分を想像すると背筋がゾクゾクするんです。でも、財団がドナーの適格性と採取基準をしっかりつくったんですから、そこに安心感はありました。

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