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提供者さんインタビュー

Vol. 19

村上秀一さん
Vol.19:村上秀一さん

「登録したものの不慮の事故で急逝したhideさんの分まで担った感じがありますね」
今は亡き「X JAPAN」のhideさんのファンだったことからドナー登録した村上秀一さん(28歳)は、2度の提供体験者です。

ドナー登録のきっかけを、もう少し詳しく聞かせてください。

hideと難病の少女が交流する姿をテレビのドキュメンタリーで見て、感動したのが最大の理由です。それから何日間か「hideがやっていることで、自分にもできることは何だろう?」と考えました。出た結論が、骨髄バンクにドナー登録することだったんです。学校を卒業してすぐ、献血ルームへドナー登録に行きました。

最初に適合通知が来たときはどう思いましたか?

「候補者のおひとりに選ばれました」という文字を見たときは、「こんな私でいいのかな?」とちょっぴり不安でしたね。なぜかというと、アメリカで臓器移植を受けた人の性格が変わったという番組や記事を見たからなんです。科学的根拠はありませんが、患者さんの性格が自分のようになったらと、ふと心配になっちゃいました。

コーディネートの初日、不安なことや疑問などがありましたか?

会社に勤めていましたから、調整医師やコーディネータさんには、骨髄採取をしたことによって日常生活や仕事にどのような影響が出るかを中心に質問をしました。わかりやすく説明してもらえたので、安心することができました。初期コーディネートの大切さを実感したものです。

1回目の骨髄採取のとき、不安や心配はありませんでしたか?

採取施設に入院するまでは、不安や心配事は全くありませんでした。でも、採取前日の夜には急に緊張して眠れませんでした。そんな私を敏感に察知してか、担当の医師が来て「大丈夫だよ」と言ってくれたんですよ。当日の朝には友達から花とメッセージカードが届き、とてもリラックスできました。こうした配慮は非常に嬉しかったです。

1回目の採取後の感想は?

手術室で「村上さんの骨髄を、患者さんの担当医が今持って行きましたよ」と言われたとき、大仕事をやり終えた充実感がこみ上げてきました。病室に戻ってからは、同室の血液疾患の患者さんに「ありがとう」って言われ、嬉しくなって布団をかぶって泣いてしまいました。

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