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提供者さんインタビュー

Vol. 23

坂本祥元さん
Vol.23:坂本祥元さん

発売前のクルマのモデルを粘土で作るというユニークなお仕事に就いている坂本さん。仕事の忙しい合間をぬって提供まで到りました。必ず助けたいという坂本さんの気持ちとはうらはらに、全身麻酔に少し引っかかっていたというご家族も、いまでは患者さんの全快を祈っておられるのだとか。「いや、いいヤツをあげたはずだから、必ず治りますよ!」

ドナー登録のきっかけは?

5年ぐらい前のことですが、子どもの同級生が白血病になって、ドナーを探しているビラをもらってきたんです。それを見て予約の電話をしたら、日曜日に献血ルームに行ってくれって言われました。でも、そのころは仕事の関係で日曜日に休みがとれる状況ではなかったんです。その子は、半年ぐらいで亡くなってしまって、それがずっと心に引っかかっていました。その後も登録しようと思っていましたが、機会がなかなかなくて、実際に登録をしたのはおととしの夏でした。

適合通知が来たときはどう思いましたか?

1回目は、登録してから3カ月ぐらい経ってからでした。こんなに早く当たるもんなんだなぁと思いました。そのときは、確認検査の前にコーディネート終了となりました。その次の年の2月にまた適合した患者さんが見つかりました。自分の型が合う人が、こんなにもたくさんいるのかと驚きましたね。ラッキーだと思います。

ご家族の反応はどうでしたか?

妻が全身麻酔にこだわっていたみたいです。そのころはちょうど仕事が忙しくて、1日の睡眠時間が5時間ぐらいしかなかったんです。そんな僕を見ていますから「今はやめたほうがいいんじゃないの」と心配していましたね、でも、僕自身は提供したかったので、最終同意のときまでには理解してもらえました。

コーディネート中に印象に残ったことは?

コーディネーターさんが怖いぐらいに(笑)親切でした。とにかく親切すぎるほどの説明があって、そこまで言われちゃうと「骨髄提供はそんなに重大なことなの?」って思えてきて、逆に心配になってしまいました。でも、コーディネーターさんには毎回来ていただいて、丁寧に対応してもらったので感謝しています。病院の手続きって意外と面倒なんですよね。その面でも本当に助かりました。

提供が決まってから、特に気をつけたことはありますか?

なんといっても、禁煙です。去年の5月1日からすぱっとやめました。もちろん今も続いています。これまでも禁煙は何回か挑戦したんですけど、長続きしませんでした。今回きちんとやめられたのは、われながらすごいことだと思います。そのほかは、お酒も普通に飲んでいましたし、特別なことはしませんでした。

入院中のエピソードをお聞かせください。

入院は初めてなんですが、何もすることがなくて、とにかく退屈でした。動くとおなかがすいてしまうんです。だけど、病院のご飯じゃ足りないし、病院食が長く続くと痩せちゃいますよね。採取した日はおとなしくしていましたが、次の日はひとり部屋だったので、筋トレをやっていました。やりすぎて翌日は筋肉痛がひどかったですね。

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