スマートフォン版へ

 

QRコード
YouTube
YouTube

骨髄バンクQ&A

Q

骨髄採取の際の全身麻酔には、どんな危険があるの?〈後編〉

A

非常にまれな確率ですが、呼吸停止などの事故が起こる可能性があります。

前回、全身麻酔の事故のなかには特異体質から起こるものがあることを述べましたが、これはドナー候補の方の家族歴をうかがったり、事前の健康診断(血液検査等)を行うことで、あらかじめチェックすることができます。その結果、麻酔が合わないと判断された人がドナーになることはありません。

最終的にドナーとなった場合、血液検査は採取の1カ月前と、採取のための入院時の2回行なわれます。この時、血液検査の項目に異常が見つかれば、急遽代わりのドナーを探したり、検査結果で安全が確認できるまで採取を2、3日延ばすという措置をとります。

以前、採取入院の前日にマラソン大会に出場したという人がいて、入院して検査してみたら、そのままで麻酔を受けると危険かもしれないという結果が出ました。この方の場合は体質的な問題ではなく、激しい運動による一時的な変化だということがはっきりしていたので、採取を遅らせて対応しました。
しかし、採取が遅れると今度は提供を受ける患者さんのほうが危険になってしまいます。ですから、激しいスポーツは採取の前は控えていただくようにしています。

移植は、それを必要としている患者さんがいるから行われているわけなんですが、提供するドナーの方の健康や安全にも、最大限の注意を払いながら行われていることをご理解いただきたいと思います。

骨髄バンクQ&A一覧
過去の記事を見る
topへもどる