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患者さんインタビュー

Vol. 10

宮野千尋さん
Vol.10:宮野千尋さん

看護師を目指す学生だった20歳のとき、突然発病。骨髄移植で再生不良性貧血を克服してから、再び学校に戻り、念願の看護師&夢だった病院勤務に就いた宮野さん。「ドナーさんがいなかったら、今生きてなかった」という彼女に闘病当時のことを伺った。

その頃通っていたのは 准看護師の専門学校です。午前中は病院で勤務、午後から授業というちょっとハードな生活をしていました(笑)。たまたま職場の健康診断で「血液検査の結果がおかしいから内科を受診してください」といわれて受診したら、そのまま入院になっちゃったんです。

まだ入学して半年ぐらいで、看護の勉強は、基礎の基礎という段階。病院ではいろんな科の外来で看護師さんのお手伝いをしていました。小児科では診察中、泣く子どもをなだめるのが結構大変で(笑)。その頃、風邪がなかなか治らなかったり、だるさを感じたりはしていたんですが、「疲れてるからだろう」ぐらいにしか思ってなかったんです。

私の場合は肝機能から悪くなって、最初は肝炎かもしれないということで入院しました。そのあいだに白血球や赤血球のデータがあっという間に悪くなって。最終的に再生不良性貧血だと言われたんですけど、最初は本当に自分に起こっていることなのか、信じられなかったです。

発病して、まず思ったのは「学校、どうしよう」ということ。治るかどうかの不安より、退学するしかないんだろうかという心配のほうが大きかったような気がします。また入院後すぐは病気の症状が激しく出て、敗血症で意識不明になったりしたので、私自身は学校には戻れないだろうと思ってたんです。だから親には、学校は辞めるといったんです。でも家族のほうが考えてくれて、学校に籍を残しておいたほうが、私の治療の支えになるんじゃないかと休学にしてくれました。

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