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患者さんインタビュー

Vol. 19

平野真理さん
Vol.19:平野真理さん

平野さんは小学校の養護教諭で保健室の先生として働いています。 幼少期より蚊のアレルギーと言われていましたが、研究が進み、20歳のとき慢性活動性EBウィルス感染症と診断されます。そして26歳で骨髄移植を受け、現在は元気に回復し復職しています。移植を経験した方でないと分からない身体的な辛さや思いを語っていただきました。

移植後にもらった提供ドナーからの手紙

移植する前は、骨髄バンクに登録しているドナーさんの気持ちを考えていなかったのですが、大変な思いをして提供してくれる方がこの世に何人もいるのだと思うと本当に感謝の気持ちでいっぱいです。提供してくれたドナーさんから手紙をもらったのですが、届いたときは感動して泣いてしまいました。全身麻酔をして自分の身体を傷つけてまで提供してくれたドナーさんが、ただ私の心配をしてくれ無事に回復してほしいという内容で、今でも読み返すと涙が止まりません。ドナーさん、医師、家族、友達などたくさんの方に支えられて、助けられた命ですので、もっと自分を大切にしないといけないと思いました。

退院後、1年の休養期間を経て復職

仕事は小学校の養護教諭で保健室の先生をしています。学期途中で突然入院となったため、生徒から手紙をたくさんもらい自分が骨髄移植を受けることを伝えました。退院して1年後に復職することができましたが、移動教室で仲良くなった高学年の生徒たちは卒業していました。卒業した生徒たちは「先生、死ななくてよかった!」と、私を訪ねてきてくれました。

本当はもっと前に復職する予定でしたが、仕事でインフルエンザなどの感染症に触れる機会が多いため、免疫が安定しない時期に大きな病気になるリスクがあるとのことで半年後に泣く泣く延期。ちょうど同じ時期に異動した先生がいるのですが、その先生も大学生のときに骨髄移植を受けた経験がある方でした。こんなに身近にいるなんて驚きですが、移植後元気になった人の姿を見ることが一番勇気付けられました。

提供ドナーさんと移植を待つ患者さんにメッセージ

提供してくれたドナーさんには、簡単に言葉では言えませんが、「今こうして元気にしています。ありがとう。いつも忘れることはありません」と伝えたいです。移植を待っている患者さんには治療はすごく辛いですが、それを乗り越えたらさらに精神的にもっと強くなれますし、生きるということは些細なことでも幸せを感じたりできるようになります。絶対乗り切れられると思います。

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