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やってみようよボランティア

Vol. 01

セレッソ大阪
Vol.01:セレッソ大阪

サッカークラブ「セレッソ大阪」の骨髄バンク支援活動はすでに6年以上。サポーターが白血病を患い、骨髄移植が必要になったことをきっかけに、折に触れドナー登録の呼びかけや、キャンペーン登録会の開催などにご協力いただいています。
※インタビューは今年4月に行われました

『助けてください』『ドナーを探してください』

サッカーのアテネ五輪代表、大久保嘉人選手ら多くの有名選手を擁するクラブ、セレッソ大阪が骨髄バンクを支援するきっかけは今から6年前、熱心なサポーターから届いた一通の手紙だったという。広報の清水さんに当時のことを伺った。「単刀直入に『助けてください』っていう内容だったんですよ。『白血球の型が適合する人がいないから、その人を探してください』と。で、地元で骨髄バンクボランティアをされている藤岡さん(関西骨髄バンク推進協会)に相談したわけです」

藤岡さんから「サポーターを救うためにどうすればいいのか」を知ろうと話を聞くうちに、その患者さんだけに適合するドナーを探すより、もっと広く一般の方にドナー登録を呼びかける方法が最短にして最良の道だという結論に至った。

「最初はスタジアムにPRスペースを設け、そこでボランティアの方に来場したサポーターの方々に呼びかけをしていただきました。そこからは選手が参加した PRビデオを作製してスタジアムでハーフタイムに流したりとか。街頭でドナー登録会が開催されるときは、クラブのスタッフとチームキャラクターのロビーを駆り出してお手伝いにいったりしています」

昨年の3月には骨髄移植が必要な大阪府在住の4歳の男の子とそのお母さんをセレッソ大阪の開幕戦に招待。ハーフタイムに骨髄バンク登録を訴える機会を設け、親子で約2万人の観衆に協力を呼びかけるなどの試みがなされた。男の子の病気は、徐々に内臓の機能や視力が低下していくという過酷な症状を呈するもの。でも、このときだけは病気のつらさも忘れて、フィールドの選手たちに将来の元気な自分の姿を重ねていたにちがいない。

市民と子供達にとって誇りとなるスポーツマンの集団として。

支援するきっかけになったサポーターは、その後同じセレッソのサポーターと結婚。適合者も見つかり移植にいたるものの、残念ながら移植後の経過が思わしくなく、亡くなられた。「セレッソサポーターのために」と始まった骨髄バンク支援だが、今も終わらせることなく続ける理由は何なのか。

「地元ボランティアさんの心強い存在もありますが、クラブに市民の皆さんや子供達にとって誇りや目標になるスポーツマンの集団でありたい、という理想がありますから。いまも同じような病気に苦しむ患者さんはいるわけですし、ウチの地域貢献としてのひとつの取り組みですよね。それに、最近コーチの古賀が患者さんと適合して。身近にそういう成果みたいなものが表れてくると、やっぱりやっててよかったなというふうに思います」

データ

セレッソ大阪/法人名は大阪サッカークラブ株式会社。「For the Top of Dreams」をスローガンにJリーグ優勝を目指す。「セレッソ」はスペイン語で桜の意を表し、大阪市をそして日本を代表するチームに育つようにという願いが込められている。2001・2003年シーズン天皇杯準優勝。

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