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やってみようよボランティア

Vol. 02

NPO法人 全国骨髄バンク推進連絡協議会
Vol.02:NPO法人 全国骨髄バンク推進連絡協議会

全国骨髄バンク推進連絡協議会の発足は、骨髄バンクが設立される前の1990年。目的はまさに「骨髄バンクの設立」でした。以来、骨髄移植への理解とドナー登録への協力を呼びかけ続けて14年。今も42都道府県にわたる48のボランティア団体が活動を続けています。

ボランティアパワーが実現した骨髄バンクの設立。

「今の名称になったのは1990年からですが、我々の活動そのものは、会の発足する前から続いているものなんですよ」

と、理事長の品川保弘さん。活動が始まったのは1980年代後半。骨髄移植の必要な患者さんの家族やその支援者が、当時すでにあった欧米での骨髄バンクを知り、「日本にも公的な骨髄バンクを作ろう」と、連帯して運動を始めたのがきっかけだ。

発足当初は、骨髄バンク設立を求める運動が活動のメインだったが、1991年にJMDP(日本骨髄バンク)が設立され、骨髄バンク事業がスタートしてからは、一般の人にドナー登録を呼びかける普及啓発活動、患者さんや家族の相談を受け付ける「白血病フリーダイヤル」、骨髄移植を受ける患者家族を援助する「佐藤きち子患者支援基金」など、さまざまな事業を立ち上げ、骨髄バンクをバックアップする存在へ。また、骨髄バンクをさらに充実させるための厚生労働省への働きかけや、日本赤十字社、財団への要望活動も行っている。

「こうした活動は、協議会役員や事務局の力だけでやってきたわけではなくて、それぞれの地域で頑張っているボランティアのみなさんの発案や協力で続けてこられたもの」

そう語る品川さん自身、「富山県骨髄バンクを広める会」の主宰者。活動に参加しているのは、現在闘病中の患者さん、患者さんの家族、元気になった元患者さん、ドナー登録や骨髄提供をきっかけにボランティアに参加するようになった人など、さまざまだ。

その全国協議会で、この9月から「ドナーサポートダイヤル」という電話相談がスタートした。これは、ドナー登録や骨髄提供に対する不安や疑問に、ドナー体験者が対応し、体験者として耳を傾けるというもの。

「骨髄移植や提供については、財団でも教えてくれますが、『提供するときは痛いの?』とか『家族に反対されて困っている』なんてことになると財団では答えようがない。そういった財団ではできないことを、私たち全国協議会がフォローするのが、『ドナーサポートダイヤル』などのドナーサポート事業です。この秋から新しく始まりました」(品川さん)

「ドナー登録者は19万人になったけど、提供したことがある人は、そのなかの 5000人くらい。体験してどうだって話を直接聞くなんてめったにないと思います。でも、行ったことのない場所を旅するなら、行ったことのある人に『どうだった?』って聞きたいですよね?ドナー登録や、骨髄提供も同じだと思うんですよ」

と語るのは、「ドナーサポートダイヤル」の担当理事のひとり、大橋一三さんだ。

データ

NPO法人 全国骨髄バンク推進連絡協議会/ 骨髄バンクの普及、推進活動を展開する全国48のボランティア団体が加盟する全国組織。2000年4月からNPO法人。

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