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やってみようよボランティア

Vol. 03

デル株式会社
Vol.03:デル株式会社

コンピューターシステムメーカーの大手、デル株式会社には、社内に骨髄バンクへの協力を呼びかけるサークルがあります。「デル骨髄バンク・コミッティー(委員会)」がそれ。IT本部・吉田幸弘さんを中心に1998年から活動を続け、骨髄バンクへの理解を全社に向けて発信しています。

ドナーを募るには最適の環境?!

デルIT本部・吉田さんのドナー登録は、骨髄バンクのドナー登録受付が開始された年のこと。すぐに患者さんと適合したものの、患者さん側の都合で提供までいたることはなかった。

「自分が関わったことに導きを感じたんです。患者さんに移植の機会を増やすために、ドナー登録を増やすことが急務だと痛感しました。周囲を見渡してみると、私のいるデルジャパンは社員の平均年齢が30歳前後。ドナーになるには最適といえる年代です。そこで2000年から有志数名と骨髄バンクの啓蒙活動を始めるようになりました」

現在コミッティーのメンバーは10人。人事部に骨髄バンクのパンフレットやニュースを設置したり、新人研修のひとコマで骨髄バンク・コミッティーの話をしたりといった草の根的な活動を展開している。

中でもコミッティーが活動当初から力を注いでいるのが、イントラネットによる普及啓発。

「ジョブトレーニングの現場では、社員を会議室に集めて、講師がいてという、そういう対面式の研修もないわけではないのですが、弊社では全社員が共有すべき知識や情報に関するトレーニングは、基本的に"e-ラーニング化"しています。社内の全ての部署がイントラネット上にさまざまなコンテンツを掲載し、社員はいつでも簡単に必要な情報を得ることができる環境が整っているんです。これを利用して、骨髄バンクのPRを行っています」

"e-ラーニング"とは、インターネット技術を利用した社内学習プログラムで、ここではおもにイントラネットのことをいう。デル株式会社では、本社以外の地域にいる営業や出張先などでも、本社と同一のプログラムを受講できる効率的なトレーニング体制を整えており、新入社員でもイントラネットさえ見れば、必ず必要な情報が手に入り、理解・習得することができる。

「たとえば、弊社では輸出入に関する基礎知識を営業はもちろん全社員が知っていなければなりません。部署の情報、仕事の情報、それ以外の情報。とにかく" 何か知ろうと思ったらイントラネットを見る」。こうした意識が、デルの全社員に浸透しているからこそ効果的なのだと吉田さんは語る。

イントラネット【intranet】
インターネット標準の技術を用いて構築された組織(企業)内ネットワークのこと。電子メールや電子掲示板、スケジュール管理などの基本的なものから、業務情報データベースと連動したWebアプリケーションなどの大規模なものまで、さまざまな種類のサービスが目的とする社内コミュニケーションに応じて導入される。

コミッティーのページ
骨髄バンクの基本的な情報のほかにも、近隣の登録受付窓口やドナー登録のレポートなど、コミッティーのメンバーの方が身をもって体験した生きた情報が紹介。英語版まで完備しているという充実ぶり。

データ

デル株式会社/世界市場シェア第1位のコンピューターシステムメーカー、Dell Inc.の日本法人。1993年1月から販売・マーケティング・サポート業務を開始して以来、急成長を続け、現在米国本社とイギリスに次いで3番目のビジネス規模を誇る。きめの細かいサポートで顧客満足には定評がある。

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