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やってみようよボランティア

Vol. 04

地区普及広報委員・説明員
Vol.04:地区普及広報委員・説明員

地区普及広報委員・説明員は、どちらも JMDP広報渉外部と直接連携し、骨髄バンクを広く知ってもらうために活動するボランティア。今回は地区普及広報委員の松原有紀さん(とちぎ骨髄バンクを広める会)に、普段の活動について教えてもらいました。

得意なことを生かせるボランティアの良さ。

地区普及広報委員は、その時々でいろんな立場の人に会うのが仕事。「自分たちの職場で、ドナー登録を呼びかけたい」という企業に足を運ぶこともあれば、骨髄バンクに関する講演を企画して地方自治体の担当者を訪ねることも。

「そういう時に心がけるのは、決して押し付けにならない、ということ。ドナー登録の必要性や骨髄バンクの意義について、相手の方に理解してもらうのが一番のポイントです。その上で、協力するかどうかの判断は相手に任せる。これは、ドナー登録を希望する人に説明するのと同じことなんですね」

「良いことなのだから、協力して当然」という態度での交渉は、よい結果につながらない、と松原さん。こちらはボランティアでも、相手にとってはあくまで仕事。そうした立場の違いを超えて、よりよい協力関係をさらに多く増やしていくことが、地区普及広報委員に課せられた役目でもある。ボランティアとはいっても、その仕事内容はかなり複雑な気がする...。

「でも仲間がいますからね。行政との交渉が上手な人、街頭での呼びかけが得意な人、事務作業が得意な人、いろんな人がいてそれぞれの得意分野を担当してもらっています。ですから、それぞれの活動は苦労と思わないですね」

実際に開催にこぎつけたイベントで、「私もボランティアに参加したい」という仲間が増えることもあるそう。そうしたなかから、説明員に なりたいという人も出てくる。

「説明員になるには、骨髄バンクについての研修会に参加したうえで、実際の登録会で実地研修を受け、私たち地区普及広報委員やほかの説明員の推薦を受けなければいけません。実地研修では、実際に登録を希望する方に説明しますから、やはりその時は緊張するようですね。私は横で見守っているのですが、その緊張が伝わってくるんです」

また地区普及広報委員や説明員は、その後も研修会に参加したりと勉強が必要なボランティアでもある。

「私たちの『とちぎの会』は、もともと骨髄バンクに協力する調整医師が作った団体だということもあり、調整医師の方々には勉強会などの開催に協力してもらったりと、仲がいいんです。その中でこのボランティアをしていなければ、知りえなかったことをいろいろ勉強しましたし、そういったこともありがたいなと思います」

昨年度全国で行なわれたドナー登録会、献血併行型ドナー登録会は、あわせて1426回。そこで1万1558人がドナー登録している。

地区普及広報委員・説明員は、一般の人の骨髄バンクへの関心や興味を、理解や行動につなげるという意味で、とても影響力の大きな存在。実際、地区普及広報委員がいない県では、昨年度の登録会開催が0〜1回程度で、ドナー登録者数も地域ごとに差が生まれてしまう可能性がある。

骨髄液の移動は、距離が長くなるほど、移植を受ける患者さんも、提供するドナーも負担が大きくなることに。地域ごとの差を縮め、さらに多くの患者さんの救命のために、JMDPでは現在、地区普及広報委員・説明員として活動してくれる人を広く募集している。

データ

地区普及広報委員・説明員合同研修会が開催されています。

今回の研修会は、ドナー登録要件変更についての内容確認などが中心。4月〜6月にかけて、全国7ブロックで11回の開催を予定している。

データ

地区普及広報委員/ 地域の現状に合わせたきめ細かな普及活動や募金活動を行なうため、1995年に設けられたJMDPのボランティア職員。地元のイベントや、学校、企業などでのドナー登録会、募金活動などを企画、開催する。現在92名の委員が全国で活動している。

説明員/献血センターやドナー登録会などで、登録に先立ち、ドナー登録の要件や骨髄提供に関する説明を行ない、登録手続きを行なう要員。養成員研修を受けた上、 JMDPから委任状、説明員証明書の発行を受ける。委託期間は原則2年。現在全国で662名の方が説明員の認定を受け、それぞれの地域の活動に参加している。

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